日記 5月
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 日曜参観
6月1日(火) 6月14日
 指導案作成
31日(月)  しあさってから「水泳」が始まる。

 私はこれまで「水泳学習」を指導した経験はあるが、「水遊び」の指導をしたことはない。
 これまで中・高学年担任の経験はあっても、低学年を担任したことがなかったからである。
 今年教師生活初めての低学年担任、それも1年生担任である。

 以上のことから、「水遊び」の授業について、指導について、いろいろと情報収集をしなければ、と思っている次第。

  例えば、「学習指導要領解説  体育編」に目を通す。
  すると、次のように書いてあった。

   2 内容
   
   A 基本の運動
     
   (1) 走・跳の運動遊び、力試しの運動遊び、器械・器具を使っての運      動遊び、用具を使用する運動遊び、水遊び及び表現リズム遊びにつ     いて
    
      仲間との競争、いろいろな課題への取り組みなどを楽しく行うととも     に、

      体の基本的な動きや各種の運動の基礎となる動きができるように     なる。

   (2) 順番やきまりを守って仲よく運動をしたり、

       運動する場所や器械・器具の安全に気をつけたり、

       水遊びの心得を守ったりすることができる。

   (3) 競争や運動の仕方を知り、活動を工夫することができる。


   B ゲーム

   (1) ボールゲーム及び鬼遊びについて・・・・(以下略)

  
  「学習指導要領」を読むと、低学年体育の位置づけがよく分かる。
  次の通りである。

  1 1・2年の体育は、「基本の運動」と「ゲーム」からなる。
  2 「基本の運動」は全て、「何々遊び」という名称になっている。
  3 「水遊び」は「基本の運動」の中の一つである。
  4 1・2年の体育は、次の目的を果たすよう行う。
  (1) 仲間との競争、いろいろな課題への取り組みなどを楽しく行うことが
     できる。
  (2) 体の基本的な動きや各種の運動の基礎となる動きができるように     なる。
  (3) 順番やきまりを守って仲よく運動できる。
      運動する場所や器械・器具の安全に気をつけることができる。
      水遊びの心得を守ることができる。
  (4) 競争や運動の仕方を知り、活動を工夫することができる。

  この中で、特に意識を置きたいのは、次のこと。

   1 低学年体育は、「何々遊び」及び「ゲーム」でできていること
   2 「水遊び」は「基本の運動」の一つであること
   3 「体の基本的な動き」「各種の運動の『基礎となる動き』」ができるよ
    うになること

  つまり、「水遊び」の運動は、次の条件を満たすように授業を組み立てる必要がある。

   1 「水泳学習」の「基礎となる動き」「体の基本的な動き」をできるよう
    にすること
   2 「遊び的」な活動を通して、1の基礎技能・基礎感覚を身につけさせ     ること

  「水遊び」の大まかなイメージはこれで持てた。
30日(日)  明日来る予定だった父が、本日我が家に来た。
 私が港まで迎えに行き、その後終日一緒に過ごしたのである。
 
 自宅を7時30分発。港に8時30分ちょうど着。
 その後、父の考えに合わせて動き回った1日だった。

 夜は、私の家族6人と父とで伊集院の居酒屋へ。
 居酒屋は「みかづき」。そこで1時間半程度飲み食いした後、カラオケに行った。
 孫と一緒の父は上機嫌。このカラオケで3曲も歌った。
 夜も遅くなるということで、時間は1時間だったが、私も1曲歌った。
 歌った曲は、よく歌う浜田省吾の「もうひとつの土曜日」。

 短い時間だったが、しばらくぶりに家族+父と楽しめた一日だった。
29日(土)  本日、明日と珍しく、昼も夜も予定が入っていない。
 よって、いろいろなことをして過ごせる。
 
 11時過ぎ家族で鹿児島市へ向かう。目的は電気洗濯機の購入。
 結婚3年目に購入した洗濯機の痛みが激しく、それで購入を考えた。
 今年で結婚15年目。以来今の洗濯機を12年も使ってきた。初めて購入した「全自動の洗濯機」でもあった。
 
 ここ数ヶ月、脱水のときの音がすごく、脱水になるたんびに洗濯機全体がものすごい振動で揺れ、脱水自体がままならないという次第であった。

 しかし、本日「新しい洗濯機」を購入できた。
 明日には届く予定。
28日(金) 「臨時DFT」に参加。
 場所は中央駅近く「庄や」。
 参加者は、MZ氏、種子島のH氏、U氏、O氏、HT氏、そして私の6人だった。
 種子島のH氏とは11月の「道徳教育改革セミナーイン鹿児島」以来。MZ氏とも2か月ぶりに再会だった。
 しばらくぶりの再会は、やはり楽しく酒も進む。

 私はこの日に向けて、いくつかの資料を用意していた。
 一つは、1年生も実践記録。もう一つは「ホームページの日記」である。
 1年生の実践記録は、日置支部の教育研究集会・日本語教育分科会で問題提起したものをそのまま持って来た。
 「ホームページの日記」は、この日話題にしたら、あるいは「酒の肴」にして語り合ったら面白そうなものを抜粋して用意してきた。
 二つのレポートは、枚数で言うとB4・12枚。
 少しでも「おみやげ」になればと思い、持参した次第。
 
27日(木)  昨日の日記で、次のことを書いた。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
    ちょっとした「発言場面」で、このような指導ができ、子どもたちに練習さ  せる場をつくることができる。(「言語技術」「学習技能」を習得させる場)

   今後、「ちょっとした時間」を使って、他に「どのようなことができるのか」  考えてみたい。大変興味の湧く問題だ。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 よく考えれば、次のことも上に書いたことに当たる。

  1 プリントを渡すときに、教師が「はい、どうぞ。」と言って渡す。
    もらった子は「ありがとう。」と言ってもらい、後ろの子に「はい、どうぞ。   」と言って渡す。
    後ろの子は、「ありがとう。」と言ってもらう。

  2 プリントを渡すときに、教師が英語で「Here,you are.」と言って渡す。
    もらった子は「Thank you.」と言ってもらい、後ろの子に「Here,you are.
   」と言ってわたす。
    後ろの子は、「Thank you.」と言ってもらう。 

  3 「大きな声のあいさつゲーム」(仲間づくりも兼ねて)
  4 「Hello.Bye Bye.」ゲーム(仲間づくりと英語の学習)

 これはいわば「ミニネタ」だ。
 次のように、「ミニネタ」○○編という具合に、「ちょっとした時間」を使ってできるものを集めたら、面白そうだ。

  1 ミニネタ「仲間づくり」編
  2 ミニネタ「学習技能」編
  3 ミニネタ「言語技術」編
  4 ミニネタ「学習ゲーム」編
  5 ミニネタ「基礎学力」編
  6 ミニネタ「生活指導」編
  7 ミニネタ「発展学習」偏
  8 ミニネタ「担任との間柄づくり」編
  9 ミニネタ「担任を尊敬してしまう」編
 10 ミニネタ「修学旅行」「宿泊学習」偏
 11 ミニネタ「学習習慣」編
 12 ミニネタ「自信をつける」編
 13 ミニネタ「希望や夢を持つ」編
 14 ミニネタ「行動するようになる」編
 15 ミニネタ「何でもあり」「ユーモア」編
 16 ミニネタ「みんなが明るくなる」編
 17 ミニネタ「子どもたちを輝かせる」編
             :
             :
   
26日(水)  5月10日の日記で、今年度は「言語技術」や「学習技能」を習得させることに意識をおいて、「子どもたちを鍛え」、「授業をやっていきたい」旨を書いた。
 例えば次の「言語技術」「学習技能」である。

  1 「大きな声ではっきり発言する」
  2 「文末に『です』をつけて、はっきり伝える・言い切る」
  3 「分かりやすくスピーチ・発言する」
  4 「理由を添えて発言する」
  5 「想像する力・連想する力」
   (「一つの言葉からたくさんのことをパッと思い浮かべる」)
  6 「箇条書きにノートに書く」
   (「あ」のつくことば
    1・・・・・
    2・・・・
    3・・・・       )
  7 「箇条書き的」に発言する
    〜を三つ紹介します。〜は三つあります。
    一つ目は・・・・・・です。
    二つ目は・・・・・・です。
    三つ目は・・・・・・です。

 これらの「言語技術」や「学習技能」は、いつでもどこでも鍛えることができる。授業のちょっとした場面で鍛えることができる。

 例えば今日の国語の授業。
 漢字スキルにて平仮名の「ら」「ま」「わ」の練習をさせた後、次の指示。

  発問 「ま」で始まる言葉には何があるかな?
  指示 一つでも思い浮かんだ人は、起立!

  指示 「〜です」と言って答えましょう。(全員を指名)
      「ぞうさんの声」です。
    
   ・ マイクです。
   ・ まりです。
   ・ マントヒヒです。
   ・ マラソンです。
   ・ マットです。
   ・ マラカスです。
   ・ まぐろごはんです。
   ・ まきずしです。
   ・・・・・・・・・・・・・・・・・

  指示 次、「一つ目はこれです。二つ目はこれです。三つ目はこれです。」     と、指折り数えながら発表します。
  助言 ただし、友だちが言ったもの、さっき言ったものももちろんいってい
     いです。(全員を指名)

   ・ 一つ目は、マイクです。
     二つ目は、マラカスです。
     三つ目は、マントヒヒです。
           :
           :
(一人発表が終わるたびに、力強くほめる。「よしっ!上手!」「うん、よく言え た!」などと。)

 ここで意識した「言語技術」「学習技能」は、「文末に『です』を付けて、はっきり伝える・言い切る」力と、「大きな声ではっきり発言する」力と、「箇条書き的に発言する」力である。
 ちょっとした「発言場面」で、このような指導ができ、子どもたちに練習させる場をつくることができる。

 今後、「ちょっとした時間」を使って、他にどのようなことができるのか考えてみたい。大変興味の湧く問題だ。
 
   

  
25日(火)  体育1年単元「平均台遊び」の実践。
 体育と生活科は2年生と合同で行っている。(1年生5名、2年生4名)

 まず、リズム太鼓を叩きながら、ウオーミングアップ。

 指示 自由に走り回ります。
     友だちと違う方向です。
     まず、車のスピード。
(リズム太鼓を叩く)
 
 指示 次。新幹線「つばめ」のスピード。
(リズム太鼓を叩く:少し速く)

 指示 次。ジェット機のスピード。
     ジェット機は速いよ。
(リズム太鼓をたたく:とても速く)

      (途中略)

 指示 平均台を用意します。
     1年生はこの平均台、2年生はあの平均台を用意します。
     用意が終わったら、昨日と同じ場所に座ります。
     ようい、始め!

* 高さの違う平均台が三つ並べられる。

 指示 まず、「普通歩き」です。
     三つの平均台とも終わったら、1番最初の場所に戻ります。
     ようい、始め!(リズム太鼓を「ドン」と叩く。)

 指示 次は、「速歩き」です。
     できるだけ速く歩きます。
     走っても構いません。
     ようい、始め!

 指示 次、「足長おじさん歩き」です。
     このように、私は・ぼくは「足が長いんだ」と思いながら、歩きなさい。
     ようい、始め!

 以上のような指示をし、平均台の上を「いろいろな歩き方・走り方」で渡らせた。変化をつけて渡らせた。
 この後、次のような指示をして渡らせた。

 1 「横歩き」です。
 2 「モデルさん歩き」です。頭の後ろに手を組んで歩きます。
 3 「二人組み」で渡ります。
   後ろの人は、前の人の肩に手をおいて、一緒に渡ります。
 4 次は、二人組みで「横歩き」をします。
   手をつないで渡ります。
 5 (平均台の片方を跳び箱(1段目だけ)に乗せ、上り坂のような状態をつ
    くる。)
   ここを渡ります。
   最後は、シュワッチと言って飛び降りなさい。

 子どもたちは「変化をつけること」を大変好む。
 目を輝かせながら、平均台を渡っていた。
     
24日(月)  算数1年単元「なんばんめ」の実践。(学校図書)
 そのとき言っただろう「指導言」を全て掲載する。

 
 説明 教科書、28ページです。
 指示 開けた「開けた人は、開けました。」と言いなさい。

 説明 1番上、大きく、「3 なんばんめ」と書いてあります。
 指示 指差しなさい。
 指示 お隣さんと確認。

 指示 読んでみましょう。「3 なんばんめ」(児童読む。)

 説明 すぐ下に動物たちがいます。
 指示 くまさん指差しなさい。
 指示 さるさん指差しなさい。
 発問 その次は?(きつねさん)
 
 発問 その次は?(とらさん)
 
 発問 その次は?(パンダさん)

 説明 さて、ここで問題です。
 指示 くまさん指差しなさい。
 説明 くまさんを一番前だとします。
 発問 すると、さるさんは前から何番目でしょう。

(全員を指名する:5名)
 * 全員が「2番目」と答える。

 指示 本当にそうか数えてみましょう。
 指示 「イチ、ニー」と指で数えてみなさい。

 発問 次。とらさんは、前から何番目でしょう。
 指示 前から「イチ、ニー、サン」と数えていきなさい。

 指示 聞きます。
(全員を指名)
 * 全員が「4番目」と答える。

 説明 次。ちょっと難しいです。
 指示 くまさんを指差しなさい。
 発問 前から3番目は、何でしょう。
 指示 「1番目、2番目・・」と数えていきなさい。
 指示 分かった人、起立!
(全員に聞く)
 * 全員が「きつねさん」と解答。

 評価 さすが、1年生!
 発問 次、前から5番目は、何でしょう。
 指示 やっぱり、「イチ、ニー、サン」と数えていきなさい。
 指示 分かった人。起立!(全員、立つ。)
 指示 全員で言ってみましょう。サン、ハイ!(全員「ばんださん」)
 
 
 以上のように、基準になるもの(前から、後ろから、左から等)を指差させる。次に、そこから数えて「何番目か」、あるいは「○番目なのは何か」を言わせる。
 このような練習から単元に入っていった。

 「基準になるものを指差させ、確認させる」という「学習行為の指示」、 「人差し指で数えさせて、教師の指定したものを確認させる、あるいは指定されたものが何番に当たるのか確認させる」という「作業指示」によって組み立てたのが、この授業である。

 「学習行為の指示」「発問」「作業指示」「発表」「確認・評価」

というサイクルで行った授業の、子どもたちの理解度は「なかなか」のものだった。
 
23日(日)  今度の金曜日にある「臨時DFT」に参加することに決めた。
 参加表明がここまで遅れたのは、私にしては珍しい。
 同じサークルのMZ氏からは、携帯で「徳田さんから参加表明がないので、どうしたのか」ということも言われた。
 
 参加することに「ためらっていた」のではなく、実は「行きたくて、行きたくてうずうずしていた」のである。
 なのに、参加表明すぐしなかったのはなぜか。
 それは、ここでは書かない。

 しかし、「参加すること」に決めた。だから、金曜日が楽しみである。
 種子島から参加のHG氏、それからしばらくお会いしてなかったM氏。
 このお二人とまた語れる。楽しみである。
 もちろん、U氏、O氏、HT氏と語れるのも、この上ない楽しみである。

 今現在、参加者は6名だが、もっと増えたら、もっと「楽しく」なると思う。
   
22日(土)  午前中、日置支部教育研究集会に出席する。
 分科会は「日本語」分科会に出席。
 出席者15名程度。
 一昨年度と同様、今回も「模擬授業」によって問題提起を行った。。
 時間15分程度。
 テーマは「『音読力』を楽しく鍛える」。扱った教材は1年国語「ともだち」。
 授業の流れは、14・15日の日記に掲載したとおりである。
 今回持参したレポートは、保護者向けに再構成して書いたものである。
 今週の「学級だよりNO10」からのものである。

 まず、私は言った。

   今度は、私は1年担任となりました。教員生活16年目、初めての1年担  任です。
   初めての1年担任なので、いろいろと工夫をして授業をしています。
   1年生ですから、このような小道具などを使って日々授業づくりをがんば  っています。
   今日は問題提起するのは、「『音読力』を楽しく鍛える」です。
   
   資料の4枚目を開けてください。
   そこに「友だち」という詩があります。
   たった6行の短い詩です。
   たったこれだけを1年生では2時間で授業をするようになっています。
   中学校の先生は、思われるかもしれません。
   「えっ、たったこれだけを2時間も授業する?」

   今日は、もしよろしければ、模擬授業という形で問題提起させていただ  けないかな、と思っています。
   この教材を使った授業の様子を模擬授業で「再現する」という形で問題
  提起させていただけないか、と思っております。よろしいでしょうか。

   では、みなさん、どうぞ、1年生なったつもりで、1年生にかえられたつも  りで、ご協力ください。

(模擬授業に入る)

  指示  では、資料(教材「ともだち」)を両手に持って、ご起立ください。
  説明  私のあとにつけて読んでください。
       私が1行読みます。その後同じところを読んでください。
       「ぞうさん読み」です。ぞうさんは体がこんなに大きいですから、
      ぞうさんのように大きな声で読んでください。

      私:ともだち いるぞ
   参加者:ともだち いるぞ
      私:いっぱい いるぞ
   参加者:いんちねんだぞ
      私:わっはっはっは
   参加者:わっはっはっは
            :
            :

  指示  次、「ありさん読み」です。
       ありさんの声のように、小さな声でささやくように読みます。 

(あと略)

 以上のように、「授業を再現する」という形で、模擬授業で問題提起を行った。
 参加者の方々は私の指示した通りに学習活動に取り組み、前向きに参加してくれた。
  教室中に、1年生とはまた違う「元気で」「張りのある大きな声」が響き渡った。
  大変ありがたかった。好感触を持った。

  その後、分科会の話題の一つは、「音読」となり、様々な意見や質問が出た。
   
21日(金) 学ぶ意欲とは何か、どうやったら育てられるか。(続き)

 おとといの日記の続きである。

 もし、「『学習していくエネルギー・学習していく原動力』としての意欲」を育てようと思ったら、どうするかである。
 次のように考える。

  「やる気」を引き出す授業をする。(「分かる・できる・知的に楽しむ」授業)
        →「やる気」いっぱいにする。
  「やる気」を引き出す授業を日々行う。
       → 日々「知的満足感」「知的成就感」「知的達成感」を感じ、「力        がついていること」や「上達・成長していること」を認識する。
         それが「学ぶ楽しさ」を感じることになる。
         
   このような授業を日々繰り返す中で、「学ぶ意欲」つまり「学習していくエ  ネルギー・原動力」としての意欲は育っていくと思う。
   つまり、日々、「やる気」を引き出し「知的満足感・成就感・達成感」を与  える授業行うことが、「学ぶ意欲」を育てていくのである。
   「学習したい・さらに学習したい・もっと学びたい」という「学習していくエ   ネルギー・原動力」を獲得した子どもたちは、「自ら学習していく」態度をも  備えていくことであろう。

   つまり、「学ぶ意欲」を育てるには、日々「わかる・できる」授業をして「知  的満足感・成就感・達成感」を与えいくことである。
   それにより子どもたちの「やる気」は引き出され、。「やる気」いっぱいに  になっていく。
   「やる気」を引き出す授業を日々続けることで、「力がついていること」「   日々上達・成長していること」を子どもたちは自覚するようになる。。
   この「学ぶ楽しさ・効用」をした子どもは、日々「学習に向かっていく」こと
  であろう。


 さて、「学ぶ意欲」を育てるためのキーワードは、「やる気を引き出す」であると書いてきた。
 
 では、「やる気を引き出す」ためには何か必要か。
 これが第2のキーワードである。
 それは、「成功体験」である。
 学習をして、「わかるようになった」「できるようになった」という「成功体験」である。つまり、「知識」「技能」の獲得に成功した「体験」のことである。

 「できるようになった!」「わかるようになった」「わかった!」「できた!」という「成功体験」は「学習意欲」を引き出す。
 「学習意欲」を引き出すばかりでなく、学習者に「自信」もつけさせる。
 「成功体験」を日々積み重ねる中で,子どもたちは自分に「力がついている」ことを自覚することだろう。そして日々「上達し、成長している」自分に気づくことだろう。そして学習への「満足感」を覚えることだろう。
 これを「知的成就感」「知的達成感」「知的向上感」「知的満足感」と呼ぶことにする。
 
 つまり、「成功体験」(できる・わかる)を保障する授業を行い、「知的成就感」「知的達成感」「知的向上感」「知的満足感」を与えることで、「学ぶ意欲」は育てられ、高まっていく、と考えるのである。
 
20日(木) 地区人権・同和教育講座(13:30〜)

 上記講座に参加する。
 特に、「講座1 人権感覚を磨く教育」がよかった。
 講師の先生は同じ小学校教師。県人権・同和教育研究協議会の役員の一人。
 話がうまく、なかなか「内容」のある話をする方だなあと思った。
 
「話がうまい人」「話の分かりやすい人」の共通点は次の通りだと私は見ている。(大勢の場で話すとき:講座・講演等)

 1 語り方が平明である。「平明な」言葉でしゃべっている。
 2 使う言葉が「日常語」である。
   会話しているような「語り口」で話せる。
 3 1文を短く言っている。
 4 1文と1文、あるいは話題と話題の間に、適切な接続を入れて、話の展  開や論の進め方を分かりやすくしている。
 5 「内容」がある。
   その方面に関して、豊富で正確な情報を持っている。
 6 5に関連して、その情報をエピソードという形で描写するように語れる。
 7 エピソードを語った後、それから導かれる「一般化」を言いながら、適当
  なところで、話を束ねる。

 逆に、「話が下手な人」「話が分かりにくい人」は、上の1〜7のそれぞれが欠けているか、逆の話し方をしている。
 私も話がうまい人になりたい。分かりやすい話ができる人になりたい。
19日(水)  
  「学ぶ意欲」とは何か。どうやったら育てられるか

  必要があって、最近よくこのことを考えている。(校内の研修事情による)
 「学ぶ意欲」は例えば次のような言葉に置き換えられる。(ただしイコールではない。)

  1 学習への意欲
  2 学習する意欲
  3 学習意欲
  4 自ら学習する
  5 やる気
  6 意欲的
  7 前向き・積極的
  
 普段の授業は、「学ぶ意欲」という言うと分かりにくい。ピンとこない。

  「子どもたちは、授業の場面場面で『学ぶ意欲』はあったか」
 
こう聞かれると子どもたちの具体的な様子はイメージしにくい。
 それより、

 「子どもたちは『やる気』いっぱいだったか。」
 「子どもたちの『やる気』を引き出す授業だったか」

と聞かれた方がイメージしやすい。ピンとくる。
 つまり、「やる気」という言葉の方が、具体的な授業場面には即しているような気がする。
 「学習中の『やる気』」は、子どもたちの「学習行為」の中に「あらわれ」てくる。(教師の「授業行為」に対して、このような言葉をつくってみた)
 そのときそのときの「学習行為」を通して見ることができる。
 やる気のある「学習行為」、やる気のない「学習行為」、これは一目瞭然である。
 つまり、可視的で評価可能なのが「やる気」なのである。
 だから、イメージしやすいのである。
 「やる気」とは、個々の「学習場面」「学習行為」と直接結びついた言葉なのである。
 
 一方、「学ぶ意欲」というと、抽象的で範囲の広い言葉である。
 直接個々の「学習行為」に結びついた言葉ではない。
 だから、イメージしにくい。

 いわゆる「学ぶ意欲」とは、具体的な個々の「学習場面」「学習行為」を指して使っている言葉、というより、もっと「長いスパン」で使っている言葉のような気がする。
 つまり、

  「学習していくエネルギー・学習していく原動力」としての意欲

を指して言っている言葉のように思う。
 有田和正氏の言う「追究の鬼」になった子どもが備えている知的追究意欲追究心旺盛になっているときの意欲、これに近いものではないかと思う。
 つまり、「原動力・エネルギー」としての学習意欲である。

 長くなりそうなので、あさっての日記に回す。
18日(火)  私の校内の研究授業が「6月28日(月)」にある。
 指導案検討は、その2週間前で、とりあえずの指導案完成まで25日となった。
 最近そのための構想なり、情報収集なりをよくやっている。
 教科は算数。おそらく「たし算」のところになると思う。

 次の授業なり主張なりをイメージして、この2週間いろいろと考えを巡らしている。

  1 「わかる」「できる」授業
  2 基礎・基本をキッチリつける授業
  3 「わかる」「できる」状態をつくって、「知的成就感」「知的満足感」を与    える授業
  4 「わかった!」「できた!」という状態をつくり、「やる気」まんまんにさせ   る授業
  5 「できた!」「わかった!」「やる気が出てきた」「もっとやりたい!」と
   いう状態をつくり、「知的楽しさ」を感じながら、「基礎・基本」が身に付く
   授業
  6 「できた!」「わかった!」「やり方がわかった!」「そうやるといいのか   、なるほど!」などと知的成就感・知的満足感・知的達成感を感じながら
   進んでいく授業

  おそらく私の今回の授業のキーワードは、

   1 わかる・できる
   2 知的成就感・知的満足感・知的達成感
   3 楽しい・もっとやりたい・まだやりたい
   4 できた・わかった→力がついた・自信がついた
   5 基礎・基本がしっかり身に付いた
   5 学習技能(1年生なりの)
   6 学習意欲を引き出す・やる気になる

などになるであろう。
17日(月)  昨日の資料の続きである。

 
 以上のことから,「『基礎・基本』の確実な習得を図る授業」として,次のような授業をイメージする。

◎「教科書の内容」が「わかる」「できる」「とける」状態を子どもたちにつくる。

(そのために)
 
(1) 何が「わかり」,何が「でき」,何が「とける」ようにならないといけない   のか,その時間で学習させ習得させる「学習内容」をはっきりさせる。

   (例) 「二位数×二位数」の筆算(繰り上がり2回)の仕方が分かり,正      しく計算できる。

(2) その「学習内容」を,可視的で評価可能なレベルまで細分化したもの   が「学習事 項」であり,教師サイドで言う「指導事項」である。

  【習得すべき「学習事項」】→ 「理解度」「習得度」が評価できる
   (1)正しい手順で計算する。
      36    36×8から→36×7→その和
     ×78    8・6=48,8・3=24・・・・・

   (2)正しいところに答えを書く。
   (3)途中のかけ算・たし算を正しく計算する。  
 
(3) 2に基づいてできた「『学習内容』の達成像」を文言化したのが,「目標  」である。
   習得させる「学習内容」を文言化して、「目標」の文にする。。
  
  (例)
    「二位数×二位数」の筆算(繰り上がり2回)の仕方がわかり,正しく    計算できる。
    そのために、次のことが「わかり」「できる」ようにする。
    (1)正しい計算の仕方(手順)
    (2)正しいところに答えを書くこと
    (3)途中のかけ算・たし算を正しく計算すること  


6 研究(研究授業)への取り組み方(研究の柱)

(1) 各時間の「基礎的・基本的な内容」を明らかにし,その時間に身に付け  るべき「知識」「技能」をはっきりさせる。

  @ その時間に「わかるようになったらいいこと(知識)」,「できるようにな   ったらいいこと(技能)」を明らかにする。
  A 「何がわかり」「何ができるようになる」と,その時間の「学習内容」が   身に付くか,学習内容を支える「学習事項」(各要素)を明らかにする。

  (例) ◎「二位数×二位数」の筆算(繰り上がり2回)の仕方がわかり,正       しく計算できる。
       * 「正しく計算できる」には,次のことが「わかり」「できる」よう
        にならないといけない。
        【学習事項】正しく計算できるために身に付けるべき知識・技能
         (1)計算の仕方の手順がわかり,できる。
           36   36×8から→36×7→その和
          ×78   8・6,8・3
         (2)正しいところに答えを書く。
         (3)途中のかけ算・たし算を正しく計算する。

(2) 各時間の「基礎的・基本的な内容」が確実に身に付くような授業の組   み立て方・指導の仕方を考える。(「学習内容」の習得を保障する授業の  組み立て方や指導法の案出)

(3) 身に付けるべき「学習事項」を獲得しているどうかを評価・診断(確認)   しながら授業を進める。(獲得していない場合は,元に戻って指導を行う   。)

(4) 以下の目的で「練習問題」を行い,「基礎的・基本的内容」の定着を図  る。
  @ 「わかっている」かを評価・診断するため。
  A 「わかったこと」が「できるようになった」かを評価・診断するため。
  B 「安定してできる」ようにするため。(定着・習熟)



(参考)
 「算数,数学科(小学校,中学校,高等学校)の改善の方針」(教育課程審                                        議会)

 1  小学校,中学校及び高等学校を通じ,
 2  数量や図形について基礎的・基本的な知識・技能を習得し,
 3  それを基にして「多面的にものを見る力」や「論理的に考える力」など    創造性の基礎を培うとともに,
 4  事象を数理的に考察し,処理することのよさを知り,
 5  自ら進んでそれらを活用しようとする態度を一層育てるようにする。

 「算数科の目標」(学習指導要領)

 1 数量や図形についての算数的活動を通して,
 2 基礎的な知識と技能を身に付け,
 3 日常の事象について見通しをもち筋道を立てて考える能力を育てるとと  もに,
 4 活動の楽しさや数理的な処理のよさに気づき,
 5 進んで生活に生かそうとする態度を育てる。

 【算数的活動】(「解説書」より)
  児童が目的意識をもって取り組む算数にかかわりのある様々な活動
  (1)作業的・体験的な活動など手や体を使った外的な活動
  (2)思考活動などの内的な活動
 
 (例) 作業的な算数的活動・・手や身体などを使って,ものを作るなど
     体験的な算数的活動・・教室の内外において,各自が実際に行った                    り確かめたりする。
     具体物を用いた算数的活動・・身の回りにある具体物を用いる。
     調査的な算数的活動・・実態や数量などを調査する。
     探求的な算数的活動・・概念,性質や解決方法などを見つけたり,つ                    くり出したりする。
     発展的な算数的活動・・学習したことを発展的に考える。
     応用的な算数的活動・・学習したことを様々な場面に応用する。
     総合的な算数的活動・・算数のいろいろな知識,あるいは算数や様                   々な学習で得た知識などを総合的に用いる。
 
16日(日)  明日ある「職員研修」の資料を作成する。
 「研究テーマの分析と研究(研究授業)への取り組み方(研究の柱)」という
題の資料。
 以下に掲載する。

  「テーマに対する分析」と研究(研究授業)への取り組み方(研究の柱)について(案)

1 研究テーマ

   基礎・基本の確実な定着を図り,
      「わかる」「できる」を目指す授業づくりの研究
       〜算数科における少人数の指導を中心に〜

2 努力点(略)

3 「基礎・基本の確実な定着を図り、『わかる』『できる』を保障する授業づく り」を 実現するための要件

 (1)「指導内容」の研究・・・何を教え,何を習得させるか
 (2)「指導方法」の改善・・・どういう組み立ての,どういうやり方の授業をす                  る (授業の組み立て方,指導力,授業力,授                    業の腕)

4 「基礎・基本」とは何か?
  
 例えば,次の五つが考えられる。。

 (1) 読み・書き・算
 (2) 学習指導要領に示された内容
 (3) 生きる力の育成に必要な要素
 (4) 教科書に掲載されている内容
 (5) 指導要録に示された四つの観点別目標(知識・理解,技能・表現,思   考・判断力、関心・意欲・態度)

 「基礎的・基本的な内容」というときは,上の2の「学習指導要領に示された内容」と考えた方が妥当である。
 そして,「『基礎・基本』を習得させる」というときの『基礎・基本』は,「教科書に掲載されている内容」と考えた方が妥当である。
 教科書は,学習指導要領に示された「基礎的・基本的な内容」を具体化したものであり、直接子どもたちが習得するのは,「教科書に出てくる内容」だからである。
 学習指導要領の内容は,抽象度の高いものであり,直接習得するものではない。ある「学習内容」を習得した結果形成される資質や能力のようなものである。
 それに比べ,教科書の内容は、直接子どもたちがが関わり,「わかった」「できるようになった」と実感できるものである。
 だから,「『基礎・基本』を習得する」というときの『基礎・基本』は、「教科書の内容」と考えた方が妥当である。
 以上のことから,「基礎・基本」を以下に定義する。

 (1)「基礎的・基本的な内容」→「学習指導要領に示され内容」
 (2 )「『基礎・基本』を習得する」→「教科書の内容」を習得する。


4 算数科における「基礎学力」とは何か?    

  算数科の「基礎学力」を,教科書に限定して次のようにとらえてみる。 

    教科書の内容が「わかる」「できる」「とける」力

  それぞれの力は次の通りである。

   「わかる」力・・・教科書に出てくる「用語」「定義」の意味,数量の概念,            解法原理・手順などがわかる。(知識理解)
   「できる」力・・・計算ができ,指定された図などが書ける。(技能・表現・            処理)
   「とける」力・・・文章問題などが解ける。

5 「基礎学力」を育て,「基礎・基本」を習得させる授業 
 
 以上のことから,算数科の「基礎学力」を育て,「基礎・基本」を習得させる授業について次のように考える。

 (1) 「基礎的・基本的な内容」→学習指導要領に示された内容
 
 (2) 学習指導要領に示された「基礎的・基本的な内容」を具体化したもの
     →「教科書の内容」

 (3) 「教科書の内容」を習得させること→「基礎・基本」を習得させること

 (4) 「教科書の内容」を習得するために必要な「三つの力」(算数科の基     礎学力)
                 @「わかる」力
    「教科書の内容」が A「できる」力
                 B「とける」力
 
 (5) 教師の指導,授業の目的
     →最終的に「教科書の内容」が「わかる」「できる」「とける」状態を子     どもたちにつくること

 (6) 「『教科書の内容』が『わかる』『できる』『とける』状態をつくる」授業を   通して, 「三つの力」は形成され,「教科書の内容」は習得されていく。
    つまり,「基礎・基本」は身に付く。

 (7) 6に書いたことを日々繰り返す中で,「基礎学力」は育てられ,「問題   解決力」や「自力解決力」なども育っていく。
    つまり,「教科書の内容」が「わかり」「でき」「とける」状態をつくる授業  を繰り返し行う中で、「基礎学力」は育ち、「問題解決力」や「自力解決力」
  も育っていくのである。
15日(土) 「教育サークル・モア」学習会
  
 場所は伊集院町中央公民館・視聴覚室。
 HT氏、K氏、O氏、Y氏、そして私の5人が参加。
 14:00〜17:00の時間帯で行われた。
 模擬授業及びレポート紹介は以下の通り。

 1 6年国語「似た漢字、誤りやすい漢字」(O氏)
 2 6年算数「通分の導入」(HT氏)
 3 1年ミニネタ「横書きの指導」「音読の授業」「フラッシュカード」
 4 歴史の授業「旧石器・縄文時代の生活」(K氏)
 5 4年図工「遠近法の指導」(Y氏)
 6 修学旅行前の指導等(HT氏)
 7 英会話・人間関係づくりの授業「HELLO〜色探し」(徳田)

 以下に、HT氏の例会報告を掲載する。

O氏「似た感じ、誤りやすい漢字の指導」
  いつもながら、ネタづくりがうまいですね。勉強しているからでしょう。
 最初の漢字クイズは引き込まれました。
  教科書と結びつけるところで、徳田さんの意見も光っていましたね。
  いつも思うのですが、Oさんは導入の工夫が抜群です。
 導入がいいから最後まで洗練された授業になるのでしょう。

徳田さん
 1年生で実践している様々な活動を紹介してくれました。
 1年生担任には必見ですね。
 ・「字は左から書く」の指導
  導入がいいですね。ああいう手があったのか。
 ・「1から10」までの数字を学習するフラッシュカード
  フラッシュカードの使い方を学べました。またフラッシュカードを使って指導  することの大切さがわかりましたね。
  Sさん、Mさんの次に来るのは、徳田さんですね。
 腕を上げています。わたしもがんばらなければ。
 ・「色を教える」英会話の授業
  なるほど、この教え方はいい。
  何度も見てみたいと思います。

Kさん
 旧石器時代を教える授業
 何と埋蔵文化センターから貴重な資料を持参。
 全員白の手袋をはめての授業でした。
 尖頭器、石鏃から、旧石器時代の人々の生活がわかります。
 ぜひ追試したしと思いました。
 Kさんは相変わらず、語りがうまい。無駄な言葉がないですね。

Yさん
 絵画「遠近法を教える」授業
 描く手順をしっかりと指導されていました。
 やはり、書く手順を教えることは大切ですね。
 子どもたちの作品もすごいでした。
 Yさんの実践は、必ず追試したいと思います。


HT氏
 6年生「分数の足し算、引き算」の導入の授業
 パワーポイントを活用しました。
 教科書の内容がごちゃごちゃしたと思ったら、こうすればいいという提案です。
 子どもの理解度は高まるもの思っています。
 部分的に、徳田案あり、K氏案ありと、メンバーの知恵もいただきました。
ありがとうございました
14日(金)  昨日の詩「ともだち」の音読の続き。

 「次、席を離れて、踊りながら自由に動いてやっていいです。
  このようにです。」

 一人の子どもにタンバリンを叩かせる。
 教師は手足を自由に動かして、祭りのように踊ってやり方の例を示す。
 子どもたちは「ワー!!」と盛り上がる。

 「では、やってみましょう。」

 教師の叩くタンバリンに合わせて、子どもたちは踊りながら詩の音読を始める。子どもたちはノリノリの状態で踊る。
 これを3回やった。

 ここまでで音読「22回目」。
 ある子が「先生、もう覚えたよ。」と言葉をかけてくる。

 その後子どもたちを席につかせる。

 「『わっはっはっは』を指差しなさい。
  そこを別な言葉にかえます。
  まず、先生がやってみます。」

  ともだち いるぞ、
  いっぱい いるぞ。
  いちねんせいだぞ、
  ほっほっほっほ。
  ・・・・・・・・・・・・・・
 「『ほっほっほった』と言ってみましょう。」

 教師のあとにつけさせて、「ほっほっほっほ」を2回言わせる。

 「では、詩を読んでみましょう。サン、ハイ!」

 子どもたちはノリノリで詩の音読をする。

 「他にどんな言葉あるかな?」と言って、言葉を子どもたちから出させる。
 出てきた次の言葉で音読の練習をする。

  へっへっへっへ。
  ひっひっひっひ。
  もっもっもっも。
  さっさっさっさ。

 ここまでで音読の回数「25回」。
 
 その後、一人ずつ暗唱させて、授業を終えた。
 授業が終了してすぐに、子どもたちからは次のような声が聞かれた。

   先生、今日の国語は、音楽みたいだったね。
   体育みたいなこともしたね。面白かったあ〜。

  
13日(木)  1年生国語で「ともだち」という小単元がある。次のものである。

   ともだち いるぞ、
   いっぱい いるぞ。
   いちねんせいだぞ、
   わっはっはっは。
   かぜ ふけ、 あめ ふれ、
   わっはっはっは。

 [読む]領域の単元で、指導書では2時間扱いとなっている。
 目標・学習活動例は次のように書いてある。

  目標 ◎楽しく元気に声に出して読む。
   学習活動例
    1 声に出して楽しく読む。
    2 本文を視写して挿絵をかく。
      詩を暗唱する。

 私は次のように授業をした。

 「教科書22ページです。
  教科書を両手に持った人は、起立!」
 「先生のあとにつけて読みます。
  ぞうさんの声で読みましょう。」
 (1行ずつ「追い読み」、2回読む。)
 「次、ありさんの声で読みます。」
 (「追い読み」、2回読む。)
 「もう1回、ぞうさんの声で読みます。」
 (「追い読み」1回)
 「次、君たちだけで読みます。
  ぞうさん読みです。サン、ハイ!」
 「次、ありさんの声で読みます。サン、ハイ!」
 「ぞうさんの声で読みます。サン、ハイ!」

 ここまでで子どもたちは「7回」読んだことになる。

 「次、先生と交代で読みます。
  先生が先、その次君たちです。
  1行ずつ交代交代に読んでいきます。」

   ともだち いるぞ、(教師)
   いっぱい いるぞ。(児童)
   いちねんせいだぞ、(教師)
   わっはっはっは。(児童)
   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 「今度は、君たちが先、先生があとです。」

 「次、女の子が先、男の子があとです。サン、ハイ!」
 「次、男の子が先、女の子があとです。サン、ハイ!」

 ここままでで音読「10回目」
 
 「次は、○○君から順に、○○君が1行読んだら、他の人は次の1行を全   員で読みます。
  その次は○○さん、○○さんが一人で読みます。
  先生がやめ!というまで読みます。」

   ともだち いるぞ(N君)
   いっぱい いるぞ(残り全員)
   いちねんせいだぞ(Hさん)
   わっはっはっは(残り全員)
   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 ここまでで音読「14回目」。
 この頃には、子どもたちはもう覚えてしまっている。

 ここでタンバリンを持ち出す。

 「では、このタンバリンに合わせて読んでみましょう。
  まず、先生がやってみます。」

 タンバリンを叩くリズムに合わせて、教師が読む。

 「では、読んでみましょう。」

 タンバリンを叩く。子どもたちはリズムに合わせて読み始める。
 子どもたちの多くは体でもリズムをとって読んでいる。

 「だんだん速くしていくよ。」

 このように言って、叩くリズムを速くしていく。それに合わせて、子どもたちの音読もスピードアップしていく。

 「もっと速くなるよ。」
 「さらに速くなるよ。」

 この頃には、ものすごいテンポの音読となっている。
 ここまでで音読の回数「19回目」
                                           (続く)
12日(水)  本日、午後3時30分から「町生徒指導主任等研修会」。
 町内の生徒指導担当者が集まっての会である。
 この会で、次の趣旨の発言があった。

  対教師に対して、「友だち感覚で話す」癖が抜けきらないで中学校に入学 してくる生徒がいるが、 「きちんと丁寧語で話す」という点の指導は、小学 校ではどうなっているか

 そこで私は発言した。
 「これは私の考えなのですが・・・」と断ってから。

   大人の社会では、「公的な場」と「私的な場」というのがあります。
   例えば、今日のこの会は、「公的な場」です。そちらに私の昔からなじみ
  の○○先生がいますが、このような場では、いくらなじみと言っても、私は  きちんと彼に対し、丁寧語でしゃべり、○○先生と呼びます。
   逆に、「私的な場」とは、呑ん方とかとても打ち解けた場です。
   そのような場では、それなりの打ち解けたしゃべり方をします。

   これと同じで子どもの場合でも、「公的な場」と「私的な場」というのがあ
  るのではないでしょうか。。
   例えば、授業時間とか全体の場で何かを話すのは「公的な場」です。そ  のときは、私は、きちんと「何々です」と丁寧な言い方で言うよう指導して  います。
   また、私や先生方に子どもたちが何かお願いをする場合も、きちんと丁  寧語で話すように指導しています。
   
   これとは逆に、「私的な場」というのもあると思います。
   例えば、休み時間などに教師と触れ合ったり、じゃれ合ったり、遊び感   覚で接したりする場合です。
   このような場合、丁寧語というより、それなりに打ち解けたしゃべり方に
  なるのではないでしょうか。
   特に、小学校の場合、終日子どもたちと過ごしますので、触れ合う機会
  が多くなり、休み時間など、けっこうくだけた感じで子どもたちと話しますし  子どもたちも遊び感覚でしゃべってきます。

   問題なのは、「公的な場」でも「私的な感覚でしゃべろうとする」、その「  区別がなくなってきている」ことではないでしょうか。
   私の場合、「公的な場」ではきちんと丁寧語で話すよう指導しています。   しかし、休み時間など「私的な場」ではけっこう打ち解けた感じで話して  います。 

   もう一つあります。
   ・・・・・・・・・・。
                                  (明日の日記に続く)
11日(火)  本校の今年度の「研究テーマ」は以下の通りである。

  「基礎・基本の確実な定着を図り、『わかる』『できる』を目指す授業づくり
   の研究
    〜算数科における少人数の指導を中心に〜」

 そして、これに向けた努力点を以下の通りとした。

  (1) 「『基礎・基本の確実な定着を図る』には,どのような教材でどのよ     うな指導を行えばよいか」についての研究を行う。
  (2) 学習内容を確実に修得させる「授業の組み立て方」や「指導の工夫    」について研修を行い,「授業力」を高められるようにする。
  (3) 日々「わかる」「できる」を保障する授業づくりに努め,その充実を図    る。
  (4) 「学習内容を確実に修得させる」ために必要な「教材・教具・実践事    例」等を収集・開発したり,教育機器等を活用したりする。
  (5) 1〜4についての職員研修を行い,日々の実践に生かす。

 このテーマや努力点に記されたことを実際の授業で具現化するために、もっと「突っ込んだ」内容のもの(テーマ分析、授業づくり・教材研究の視点など)が欲しい、という意見が前回あがった。
 そこで、係である私は、それ以来、様々な書物に目を通している。
 
 以下に、これまで考えてきたことを記す。

  
  1 「基礎・基本の確実な定着を図り、『わかる』『できる』を目指す授業づ   くり」というとき、それを実現する要件は何か。
    次の二つである。

     (1)「指導内容」の研究・・・何を教え、何を習得させるか
     (2)「指導方法」の改善・・・授業の組み立て方、授業のやり方
                     授業力、授業の腕

    (1)(2)を言い換えると次のようになる。
    
     (1)・・・教材研究
     (2)・・・指導法研究・発問研究


  2 基礎・基本とは何か。
  
    「次の5通りが考えられ」と、ある本で書かれていた。
    
     @ 読み・書き・算
     A 学習指導要領に示された内容
     B 生きる力の育成に必要な要素
     C 教科書に掲載されている内容
     D 指導要録に示された四つの観点別目標

    「基礎的・基本的な内容」というときは、Aの「学習指導要領」に示され   た内容」と考えた方が妥当であろう。
    そして、「『基礎・基本』を習得させる」というときの『基礎・基本』とは、「   教科書に掲載されている内容」と考えた方が妥当であろう。
    教科書は、学習指導要領に示された「基礎的・基本的な内容」を具体   化したものであり、直接習得するのは、「教科書に出てくる内容」だから
   である。
    つまり、学習指導要領の内容は、抽象度の高い内容であり、直接習   得するものではない。「習得する」ものというより、ある「学習内容」を習得  した結果形成される資質や能力のようなものである。
    教科書の内容は、直接学習者が関わり、「わかった」「できるようにな  った」と実感できる内容のものである。
    だから、「『基礎・基本』を習得する」というときの『基礎・基本』は、「教  科書の内容」と考えた方が妥当である。

    
  3 算数科の「基礎学力」を、教科書に限定して次のようにとらえてみる。 
      教科書の内容が「わかる」「できる」「とける」力

    わかる力・・・教科書に出てくる「用語」や「定義」の意味、解法の原理           などの知識がわかる。
    できる力・・・計算ができ、指定された図が書ける。
    とける力・・・文章問題がとける
                                         (続く)
10日(月)  今年度私は1年担任。
 教科を問わず、「言語技術」や「学習技能」を習得させるという視点でこれまで「授業をやってきたこと」「子どもたちを鍛えていること」に気づく。
 例えば次の実践・指導などである。

  1 「大きな声ではっきり発言する力」を育てる実践
  2 「文末に『です』をつけて、はっきり伝える・言い切る力」を育てる日常
   的指導
  3 「分かりやすいスピーチ・発言の仕方を紹介し、それを練習させる」実    践
  4 「理由まで添えて発言させる」日常的指導
  5 「想像する力・連想する力」を育てる実践
   (「一つの言葉からたくさんのことをパッと思い浮かべる」練習)
  6 「箇条書きにノートに書かせる」日常的指導
   (「あ」のつくことば
    1・・・・・
    2・・・・
    3・・・・       )

 「言語技術教育」「学習技能」と言っても、その範囲・内容は様々である。
 今年度は、特にこの二つを意識をおいて「学級づくり」「授業づくり」をやって
いきたい。
 この二つは、「学力形成」を保障する「強い味方」になると思うからである。
 9日(日)  宇佐美寛氏の本を読む。
 次の本である。

  「思考指導の論理」(明治図書)

 この本を何度読んだことだろう。
 おそらく15回以上は読んだことと思う。
 今日1日で半分近くのページを読み終える。
 私の問題意識は次のこと。

   「基本的な指導過程」などというものがあるが、それに対してはいつも「  疑問」を持っている。
   「各学校なりの指導過程を設定し、それを基本に授業を組み立てる」
   以上のことに対して、以前から疑問に思っているのである。

 「基本的指導過程」そのものは悪くない。
 私が疑問に思っているのは、いつも場合でもそれをもとにして「授業を組み立てようとする」実践者としての態度である。

 宇佐美氏の上記著書でまず読んだのは、次の章。

  第3章「教育方法における定型化の傾向」
  第4章「『授業過程』以前」

 第3章で宇佐美氏は言う。

   第3・4章で私が行おうとしているのは、このような定型化の傾向を分析
  することである。・・・・(途中略)・・・。私は、このような定型化が論理的に
  行われているかどうかを、吟味したいのである。
  ・・・・(途中略)・・・。ある定型化がどのような条件では正しく、どのような
  条件では正しくないかは・・・・・。

 いつものように、蛍光ペンを片手に宇佐美氏の本を読み進めていった。
 
 8日(土) 「臨時DFT」

 U氏の呼びかけにより、本日「臨時DFT」。
 伊集院町内の居酒屋「しのぶ」で飲みながら、いろいろと語り合う。
 U氏、HT氏、私の三人。
 10人まで入れる個室でじっくりと語り合うことができる。

 夏に宮崎で行われる「三県模擬授業対決」やU氏によるある研究会の立ち上げの話など、話を盛り上がる。
 2次会は、洋風居酒屋「アバウト」。そして締めはいつもの「大関」。
 
 次回メンバーと会えるのは、今度の土曜日の学習会。
 たくさんのメンバーが参加し、いろいろと語り合えたら、と思う。
 同じ志を持つメンバーと「学びあい」「語り合い」「刺激し合い」「交流し合って」さらに親睦を深める、これほど楽しいことはない。

 文豪ゲーテ(だったと記憶している)は、言った。

  友と本さえあれば、あとは何もいらない。
 7日(金)  本日夜は「PTA歓迎会」。 
 本校職員1名、PTA新会員2名の歓迎会であった。
 1次会は集落の公民館。2次会は校長宅であった。

 PTA新会員の2名とも1年生保護者。クラスの保護者なので、酒を酌み交わしながら語り合うことができてよかった。
 2次会でも、クラスの保護者とじっくり語ることができた。
 その中で出てきた話題が、「上に立つ者の難しさ・苦労」であった。
 
 「上司である自分が、部下とどう付き合い、どう使っていくか」
 これがなかなか難しい、というのである。
 「難しい」というより「難しいときがある」というのである。

 私は以前からそこら辺の話題に興味があって、これまで以下の書物を買ってきた。

 1 「指導者の条件」(松下幸之助:PHP文庫)
 2 「上に立つ者の人間学」(船井幸雄:PHP文庫)
 3 「人を動かす」(D・カーネギー:創元社)
 4 「超管理職」(中谷彰宏:PHP文庫)
 5 「人間の研究」(船井幸雄:PHP文庫)

 上の5冊は、 「もし自分が『上に立つ立場』になったらどうすればよいのか。何が必要なのか」について大変参考になる本である。

 ところで、私もこれまで「上に立つ者」の立場でこれまで働いてきている。対「子どもたち」相手にである。
 また、大規模校時代には、6名の職員のいる学年の「学年主任」を3年間やり、学年をまとめないといけない立場にもたった。
 そのときは、学年スタッフ相手に「自分はどう動くのがいいか」「どういう立場で、学年運営をすればいいのか」などと考えながらやってきた。
 民間企業とは内容は違うかもしれないが、「上に立つ者」の立場で私もこれまで働いてきた。
 だから、上の保護者の話す「上に立つ者の難しさ・苦労」というのがよく分かる。

 とにかく、昨晩は上の話題も含めていろいろと語り合うことができてた。とても楽しい晩だった。 
 6日(木)  昨日購入した『記憶を強くする』(池谷裕二著、講談社ブルーバックス)を読む。
 TOSS代表向山洋一氏が絶賛した本である。
 副題は「最新脳科学が語る記憶のしくみと鍛え方」である。

 この本をまだ三分の一程しか読んでいないが、「子どもたちに学力をつける・学力形成を保障すること」を仕事としている私たち教員にとっては、示唆を与えそうな本である。

 著者池谷裕二氏は「まえがき」で言う。

   この本の目的は、「記憶」したり「学習」したりといった、脳の機能の中で  もとりわけ高度で難解な問題について皆さんと一緒に考えていくことにあ  ります。
   記憶はどのようにして脳にたくわえられるのか。
   そもそも「記憶力」とは何なのか。
   そして、記憶力を増強するためにはどういう方法があるのか。
   こういったことを考えながら、現代の脳科学が到達している極限にまで  皆さんを案内したいと思います。

 そして、私が特に気にいったのは次のところだ。

   記憶のメカニズムが解明されて、記憶力をコントロールできるようにな   れば、学校のテストなんて簡単にクリアーできるで
  しょう。
   また、より多くのものごとを習得できるようになれば、さらに彩り豊かな   生活を送ることができるでしょう。
   しかし、それだけではありません。記憶の研究は、社会的な問題なって  いるアルツハイマー病などの痴呆疾患の治療法や予防法の確立に向け  て大きな糸口となるのです。
   こうした成果を信じて、脳科学は日々、記憶の研究に励んでいます。そ  して、現代脳科学はすでに「記憶力」を増強させる
  手がかりをつかんでいます。
   この本では、そうした脳研究の成果について、最先端の現場から直接   レポートします。

 特に、2文から4文目が気にいった。
 「研究したこと」が社会に生かされる。社会の役に立つ。社会に貢献する。そして、一人一人の人間の生活に彩りを与え、幸福につながる。
 「何て素敵な研究をしているんだろう」と思った。

 この本をこれから読み上げ、そこで得た「有益な情報」を自分の「授業づくり」に生かしていきたい。 
 5日(水)
 4日(火)
 3日(月)  午前中は親戚と町内巡り。
 以下のところを回る。

  江口漁港「港祭り」
  美山陶遊館
  「沈壽官」

 「港祭り」の「魚のつかみどり」はすごかった。
 重さ4キロのタイ(大きさ50センチ近く)が10匹以上投げられ、それをつかみどりでいただくことができるのである。
 それも5回以上投げられた。

 私たちが到着したときには、残念ながら、その受付が終わっていた。
 子どもと女性だけ限定の「魚のつかみどり」である。
 
 来年は、楽しみにしていた息子に是非この「魚のつかみどり」をさせたい。
 2日(日)  午後4時から、我が家の庭でバーベキュー。
 参加者は私の家族・親戚、HT氏家族、O氏の計21名。
 昨年に引き続き、今年も行った。

 まずは、「えびすビール」で乾杯。
 その後、ワイン、酎ハイ、焼酎と、各自が好きなものを飲みながら、バーベキューは午後9時まで続けられた。
 
 昨年から始まったのだが、私が今の家を引っ越すまでは毎年恒例で行われそう。
 ちなみに、このバーベキューに親戚は泊り込みでやってくる。
 親戚一同が集まる調度いい機会になっている。
 
 1日(土)  午後から「TOSSデーイン指宿」に参加する。
 日頃付き合いのあるY氏が主催するイベントであった。
 東市来から指宿まではけっこう遠い。
 片道2時間ちょっとかかった。
 講座内容は、「酒井式描画指導法」「TOSS英会話」「向山型国語」「音楽」「アドバル−ンのたたき方」「学級づくり」「模擬授業&介入」と多種多様であった。

 資料や教材もたくさんいただいた。
 事務局長であったY氏と講師の方々に感謝。